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ダイハツ ミラジーノ タイヤパンクとタイヤの話し

タイヤ 空気圧過少

写真撮影のついでに自分の車の空気圧を点検しました。
空気圧が基準値の220kPaから200kPaに減っていました。
前回空気圧を点検したのは2か月ほど前のまだ気温が高かった時期だったので、寒くなって空気が圧縮された為だと考えられます。

このくらいなら走っている内にタイヤの温度が上がって、膨張するので許容範囲なのですが、左後ろだけ150kPaしか入っていないタイヤがあります。
これは明らかに異常です。
このまま走行しているとタイヤが波打って(スタンディングウェーブ現象を起こして)バースト(破裂)する恐れがあります。
中古で購入したままのタイヤなので様々な原因が考えられるので一つ一つチェックしていきます。

タイヤ 製造年週

まず、製造年週を改めて確認してみますが、2019年製造なので2年前のタイヤという事が分かります。
製造年の確認方法ですが、この場合「1719」と並んでいるので「2019年の17週目」に製造されたという事が分かります。
タイヤメーカーによって違うのでホームページで確認してみてください。
そこから製造年とその年の何週目に製造されたか分かります。
メーカーによっては確認できない場合もあります。


タイヤはゴム製品なので、日光による経年劣化が起こります。
そのため溝がまだまだあっても、5年経過を目安に交換をオススメします。
駐車位置によっては片側だけ直射日光に晒されて劣化が進んでいるという事もあり、細かいオゾンクラックと呼ばれるヒビならまだいいのですが、それが進んで大きなヒビになりパンクにつながる事もあります。

さて、話しは戻りますが、2年前のタイヤが経年劣化で空気が抜けるとは考えにくいので外側からサイドウォールの傷をチェックします。
タイヤの側面は乗り心地を良くするために柔らかくできており、路面との接地面(トレッド)と比べて薄くなっているため例えば縁石に擦った程度の傷でもパンクすることがあります。
外側から見た感じは傷はありません。

タイヤ バルブ

順番は前後しますが、次にバルブのチェックをします。
タイヤのバルブは根元がゴム製のものがあり、これもタイヤと同じく経年劣化します。
手で押すとグラグラと動く程に柔らかいゴムなので、根本からヒビが入って空気が抜けることがあります。
これも前のオーナーさんがいつ変えたか分からないので要チェックです。
タイヤこそ2年前ですが、タイヤ交換の時に必ず交換する部品ではないので、お金がかかるなら交換しないという選択をされる場合もあります。
絶対に交換しないとパンクすると言う訳ではないのですが、ずっと交換していないといずれは劣化でヒビが入りパンクします。
タイヤ交換直後にバルブからエアー漏れが起きた場合、またタイヤをホイールから外してバルブだけ交換しないといけないので、そうなると脱着工賃がもったいないですよね。
車によってはバルブが全て金属で出来ているものもあります。
それならこう言った心配はいりません。

虫ゴム

バルブのチェックはOKですが、バルブの中にも実はゴムが使われている部品があります。
虫ゴムと呼ばれる部品で、入れた空気が逆流しないように弁の役割をしている、小さいけれど重要な部品です。
こちらもずっと交換していないとゴムが経年劣化で油分が抜けて、痩せた隙間から空気が漏れ出てしまいます。
タイヤの外観は綺麗なのに空気が減っている場合、ここから漏れていることも多いです。
チェックの方法ですが、酷い場合は耳を当てれば空気が抜ける音が聞こえることがあります。

タイヤ虫ゴム


確実な方法は、薄めた洗剤水(洗剤10ccに対し水100cc程)をバルブにかけることです。
すると、空気が漏れていた場合はブクブクと泡が出てきます。

しかし今回はOKでした。
そうなるとトレッド面かなと一周タイヤを回して見てみますが釘が刺さっていたり穴が開いている箇所はありません。


左後ろは私の経験ですが一番パンクすることが多い箇所になります。
左側は路肩に面しており、道路の様々な塵やゴミが集まっている場所に近いです。
釘なども当然路肩側に寄っています。
倒れた釘は刺さらないと思いますよね?
しかし、前輪で踏んだ釘が弾かれて次に後輪が踏むタイミングだと先端がタイヤに刺さることがあるのです。
踏んだ瞬間にバースト(破裂)せず、刺さったままだと釘の隙間から空気が徐々に抜けていくのですぐには気付きにくいです。

残るはタイヤの内側のサイドウォールです。
これは路上では中々確認できない箇所なので、リフトで上げてもらったタイミングやジャッキアップしたタイミングでチェックするしかないです。

タイヤ 内側サイドウォール パンク

ありました。
画像中央、サイドウォールの文字が歪んでいるのが分かりますか?
薄めた洗剤をかけてみると泡がブクブクと出てきました。
見た感じ、外からの傷というよりは内側から破れた感じです。

実はこの車、購入直後にも別のタイヤのサイドウォールが変形していて、放っておくとパンクするので交換したことがあります。
つまり、この事例は2本目です。


9月に点検した時には変形もなく、正常だったのですが、一体何が原因なのでしょうか?
仮説ですが、ひとつはエコタイヤなのでトレッドが固く、サイドウォールへの負担が大きいということ。
もう一つは前のオーナーさんがそこまで長距離走っていなかったか、しばらく在庫で放置された車だったからタイヤが固くなっていて、そこに私が長距離運転したため変形に耐えられずパンクに繋がった。といったものです。
複合的な要因だとは思いますが、あと2本、購入当時のタイヤが付いているので注意して定期的な点検をしていこうと思います。

当店にはタイヤチェンジャーが無いので、近くのお店に持ち込みました。
通常、タイヤがパンクしていた場合、スペアタイヤが積んであればスペアタイヤに交換してください。
しかし、最近の車にはスペアタイヤがなく、代わりにパンク修理剤が車載されています。
パンク修理剤はトレッド面のパンクには有効ですが、サイドウォールのパンクには使えません。
また、パンク修理剤を使用することでホイールの中が溶剤で汚れてしますデメリットもあります。
そういった場合は近くのお店に相談したり、レッカーや積載車で持って行ってもらうことをオススメします。

これは応急処置なので自信がない方は控えてほしい方法ですが、空気圧を基準値より少し高めに入れて、なるべく負担の少ない後輪にパンクしたタイヤを取り付けて近くのお店に持って行くという方法もあります。
理屈では少しずつ空気が抜けているなら少し高めに入れれはしばらくは走れるだろうといった話しなので、一概にはオススメ出来ませんし、当店は責任をとれません。裏技程度に読んでください。

さて、教訓ですが、定期的な空気圧チェックをオススメします。
例えば年末、車で旅行や帰省する方は出発前に一度チェックしてみてください。
ガソリンスタンドやディーラーなどで無料でチェックして貰えますので立ち寄った際はお願いしてみるといいですね!

もちろん、FUJI BACKでも無料で空気圧のチェックは出来ますのでお気軽にご相談ください!
前回の点検が暑い時期だった方は前述のとおり空気圧が低下しているのでこの機会に是非チェックしてみてください。